実家がスウェーデンホームと言うこともあり、シンプルな外観や、ダイナミックな外観は馴染みのあるものになってしまっていました。 ペールカラーやシンプルなテイストを払しょくする外観をリクエストしました。
この家の前に住んでいたマンションも実はスウェーデンホームさんの親会社の昭和住宅のマンションでした(笑)。その時のテイストに合わせて選んだ大好きな家具を次の家でも使いたいことを要望しました。
北欧独特の無垢の雰囲気も大好きで、快適なのは実家がそうなので、良く知っていました。 無垢の素材を活かしつつ、質感を変えたいと言う難しい内容を敢えてリクエストしてみました。
大通りに面していたら、最高の看板棟になったと担当営業マンが言うくらいの印象的な外観になりました。 ダッチゲーブル(腰折れ屋根)に、ドーマーを付けた時点でかなり満足だったのですが、もう一捻りと言うことで、ダイニングに優しいキューパを作り、石張りにしました。 色も、実家のファルーンレッドとは対照的にチャコールグレーで仕上げました。 ポーチブリーズやデッキエントランスも付け、この外観になりました。 一味違うスウェーデンホームの外観に大満足です。
背景を変えると、スウェーデン本国と間違うくらいの完璧なビックルーフスタイル ファルーンレッドの外壁に、真っ白なモールディングで仕上げています。 シンプルかつ抜群の存在感です。
無垢のパインの床を黒く染め、天井もアメリカンテイストに真っ白に塗り潰しました。 細かくネットや雑誌でイメージを重ねながら打ち合わせをしました。 スウェーデンホームの展示場に置いてあるスウェーデンのインテリア雑誌も大いに参考になりましたね。 アメリカの東海岸に住んでいたと言う(?)、担当営業マンの話も参考になりました。
パイン パイン パインで仕上げられた、正に “スウェーデンホーム”の空間 テイストは違えど随所に拘りがみてとれます。
ミッドセンチュリーチックなダイニングテーブルは以前から使っていたものです。 ブルックリンスタイルで仕上げたので、ミッドセンチュリーとは当然相性よく仕上がりました。 細かい打ち合わせを出来たのが良かったと思います。 カップボードも以前から使っていたものですが、ここに合わせて買ったようにスッキリ入り、ビックリしました。
木で統一されたご実家のダイニングキッチン。 木材も、床、天井キッチンがパイン材。 家具とカップボードがメープルと言う拘り。 ワントーンのカラーバランスで、しっかりまとまっています。
白塗りした廻縁や、窓などが際立つように、壁は淡いブルーグレーにしました。 これもアメリカとスウェーデンのインテリア雑誌を参考にしています。 一面だけアクセントクロスを入れて、ここは北欧風にしてみました。 クロスはイギリスのクロスなのですが… 展示場には沢山の欧米のインテリア雑誌があり、参考になりました。
ここもパイン一色で仕上げられた空間です。 手摺は構造材を使って “ウッディーインダストリアル” に仕上げています。 細かい工夫は流石、親子様です。
外観上で、ドーマーのある吹抜けをリクエストしましたが、中の形も、ドーマーと同じ形状で仕上げてもらいました。直性施工の会社なので、こういう細かい要望にも応えてもらえたのが嬉しかったです。 今ではここが一番大好きな空間です。
バーティカルに展開する息子様宅の吹抜けとは違う、斜めに上ってくる吹抜け。 テイストは違えど、お父様もここが大好きな空間との事です。